アナルコ・キャピタリズム研究(仮)
MiniBlog 060910-061205


06/12/05 今日は休みで大英博物館に行き上階にある「お金」のコーナーをじっくりと見てきた。中国の貝貨やヤップ島の石貨までもが展示してあり、入り口から順に見ていくとお金の起源はもちろん「金貨からゴールドカードまで」などお金の歴史が実物とともに詳細にわかる。英国銀行のミュージアムは主にイギリスの銀行史だけだが大英博物館ではお金の世界史が学べる。 金(ゴールド)が不必要だとして価値がおかれない地域もあったとか、お金に使われる金属が道具に変えることができたから人々はお金に価値をおいたとか、現代人にはちょっとピンとこないことが説明してある。昔の人は女王の顔が書かれた紙でなく銅剣を通貨とした。


06/09/13 パスポート:持ち主の国籍証明書であり、政府がその個人の 保護を外国政府に要請する公文書。 無政府資本主義国家にもこれに相当するものがあるだろう。 海外旅行保険:外国での病気やケガ、死亡、盗難・賠償事故などを補償する保険。 多様な商品がある。もしこれを政府が独占していたらどうなるだろう。

無政府資本主義国家では(複数の)民間保護会社が(一つの)政府にとってかわる。 アナルコ・キャピタリストはいつも政府を民間保護会社と比較する。 あるいは政府を(独占的かつ強制的な)保護会社として見てみる。

2004年10月に起きた香田証生さん人質事件で犯行グループは政府に自衛隊の撤退を要求した。政府は自衛隊を撤退させて人質を救出する義務があるという声も(左側を中心に)強く聞かれたが、世論はすでに(冷たい)「自己責任」論が支配的になっていた。

もし外国において個人の生命を保護する義務が政府にあるとすると 危険国への出入りの自由は諸費用を発生させ税金を上昇させる。 逆に税金を払っているのだからそういう自由は認められるべきと考える人もいるだろう。

この問題の本質は政府による一律的な「税金―サービス」契約の強制ということにある。 個人の需要に応じて様々なタイプの保護が供給される無政府資本主義国家では 国中を巻き込んで全体主義的な論争になることはない。 多くの民間保護会社は危険国への出入りを禁じたり、 またそういう好みや行動の履歴をもつ人間とは最初から契約をしなかったりするかもしれないが、一方で(高い保険商品を売ることによって)危険国への旅行をさせてくれる保護会社が必ず出てくるからである。


06/09/10 紀元前の時代から、また極東の国まで文字通り古今東西の 私有財産権について調べたらおもしろいだろう。

なんとそういう本が最近出ている。 『「豊かさ」の誕生―成長と発展の文明史』は 19世紀のイギリスを中心に古代ギリシャ・ローマから明日の日本までを 「私有財産権」「科学的合理主義」「技術革新」 「効率的な資本市場」「通信と輸送」の観点から実証データを交えて記述している。

学者が書いた硬い経済史の本ではないので読みやすい。 そしてこの本はリバタリアン本として認定していいと思う。 「私有財産権と法の支配」という軸で書かれてある。


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